テレアポでは、こちらの顔は相手から見えません。だからと言って、不潔な格好をしていたり、椅子にふんぞり返ったり、机に肘をついたままテレアポをすることは禁物です。なぜかと言うと、テレアポでは顔や姿が見えない分、面談してのコミュニケーションより、こちらの意図を伝えることが格段にむずかしいからです。人は話をするとき、無意識のうちに身振り手振りを交えて、相手に自分の言いたいことを
伝えようとします。試しに、手を使わずに、口だけで目の前の方と話をしてみてください。かなり違和感があるはずです。また、コミュニケーションには、表情や目の動きも重要です。「目は口ほどに物を一言う」と言われています。私は子供の頃、相手の目を見ながら話しなさい、と教わりました。目をそらして、目の前の方と話をしてみてください。これも、かなり違和感があるはずです。このようなことを考えると、姿勢が悪かったりルーズな態度だと、声の調子からその様子が相手に伝わってしまうことがわかります。私はテレアポをしているとき、相手がこんな事務所で、こんな椅子と机がある会社に電話をしているのだと、情景を勝手に想像しながら話しています。たとえば、いわゆる社長という方にテレアポをする場合、相手の声がこもっているのは、相手は深い椅子に座って、ふんぞり返っているからだと想像します。おそらく、このような想像は、それほど見当違いなことではないはずです。このように、声からだけでも相手の様子が伝わってくるため、テレアポの際の身だしなみにも気を配る必要があるのです。